定年後は田舎でのんびり自給自足生活に憧れる人は多いのではないでしょうか。
大都市でサラリーマン暮らしを長く続けてきた人なら大いに共感できると思います。
また、子育ては子どもがのびのびと走り回れる田舎でしたいという人も多いですね。
都会では満足に遊ぶ場所すらありません。
家が建て込みすぎていてちょっとしたことで騒音問題になってしまいます。
ということで、田舎暮らしにあこがれて移住する人が増えてきました。
そんな中、新しい住まいとして、古民家をあえて選択する人も増えています。
田舎の風景にしっくり溶け込んだ古民家ですね。築100年をこえるような建物です。
古民家というだけに、建物や設備器具の老朽化は激しく、
改修や改装などのリフォームは古民家に住むための必須条件となってきます。
古民家とオール電化住宅。
まったく違うもののように思えますね。時代からして違う。
でも、この時代のかけ離れた二つを同時にかなえてしまうことができるんですよ。
「古民家のリフォームにオール電化は無理」と、
なんとなくイメージ的に思ってしまいがちです。
でも実際は古民家のオール電化は可能なんですね。
そもそもオール電化にするための絶対条件は、「家に電気がとおっていること」です。
つまり電気さえ来ていればオール電化はできるかもしれないわけです。
いくら田舎暮らしを希望して田舎に引っ越すとはいっても、日本国内ですから。
今の時代、電気の通っていない所を見つけることのほうがむずかしいくらい電気は隅々まで普及しています。
これ以外に、オール電化にリフォームするための条件は2つ。
ひとつは契約アンペア数が足らない場合、アンペア数をあげることができること。
要は、家の中でたくさんの電気を使うことができるようにしないといけません。
オール電化ですから、アンペアすが足りないと頻繁にブレーカーが落ちてしまうことになりますからね。
それで、アンペア数が足りなければ、電気供給元を強化することができなければならないということです。
昔は今ほど電気に頼らない暮らしをしていたので、
古民家の場合、供給される電気量が少なく設定されている可能性が高いと考えられます。
ただこの部分も問題が起こることはほぼないと思われます。
この問題は、管轄の電力会社に問い合わせをして、
幹線工事が可能であれば古民家だからといってなんら問題はありません。
もうひとつは地盤の問題です。
給湯器をエコキュートにするとなると、本体のほかに貯湯タンクが必要になってきます。
タンクは370~460Lの水を貯めるので、
本体の重さ約100キロ+タンクの重さ370キロ~460キロに耐えうる地盤でなければなりません。
かなりの重さですが、家全体の重さを考えるとそれほどでもないでしょう。
古民家の場合、床の老朽化も進んでいるでしょうから、
タンクを置く置かないの問題以前に床の張替えが必要になっていると考えられます。
張替えの段階で、地盤のことも考慮しておけば、この問題もクリアできそうです。
以上2点をクリアしてしまえば、古民家でのオール電化暮らしは充分実現可能なお話なんですね。

