なぜか、「様」付けで呼ばれるお人。それがハート様。
北斗の拳ファンなら多くの人が彼に「様」をつけます。
(ちなみに女性ファンの場合は「レイ様」ですね。)
やはり、数あるキャラクターの中でも、ハート様は際立っていたということが
その理由と考えられます。
まず、その人格。
普段は温厚で、「奴隷」たちにも親切なのですが、ひとたび自分の血をみると・・・
「いてえよ~~~~~!」
正気を失って殺人鬼と化してしまいます・・・・・・
それからその体格。
脂身の・・・もとい、特異体質のせいで、丸々と太っているように見えます。
そこがまた愛嬌がある。
この体のお陰であらゆる打撃を無効化してきたというのだからすごい。
そしてその死に際。辞世の言葉が
「ひでぶ!」
だったのは他でもない、このハート様だったのです。
いえ、体格のせいで「ひでぶ」なんて言ったわけじゃありません。
「いてえよ~」と言おうとしたところで体が爆発してしまったので
「ひでぶ」となったわけです。
「いて」→「ひで」に、爆発の時、口から漏れた音「ぶ」が加わったわけです。
ハート様がデブだからでは決してありません。
というかハート様はデブではありません。あくまでも「特異体質」です。
さて、こう見えてもハート様、その脂身・・・もとい、特異体質のお陰もあり、
かなり強い部類に入ります。パワーも凄まじいものがあります。
たとえば、ケンシロウと戦ったとき、
張り手一発でケンシロウに軽い脳震盪を起こさせています。
このときケンシロウは左腕でしっかりガードしていたにもかかわらず、です。
これがどれくらいすごいことかといいますと、
この少し後でケンシロウが大男と戦うシーンが出てきます。
身長はケンシロウの2倍、横幅は5倍もあろうかという巨人です。
しかもそのパワーたるや・・・傍らにとめてあった自動車を
拳の一撃でスクラップにするほど。
この巨人がケンシロウに張り手を食らわすのですが・・・
ケンシロウは指一本でそれを止めます。
わかりましたね?
ハート様がただのデブ・・・もとい、ただの特異体質ではないということが。
ガードしている上から殴って脳震盪を起こさせたのですよ?
ということでキャラクターの特異性、体の特異性だけでなく、実力も伴っていたからこそ、
ハート様はハート様と呼ばれ、いまだに敬愛されているのであります。