コンバトラーVの後の作品ですけど、
コンバトラーVほど印象には残っていません。
ボルテスVは差別とか革命とか異母兄弟とかでてくるので
我々単純頭脳の子供にはわかりにくかったからかもしれません。
ただ、必殺技がかっこよかったという記憶はありました。
それをスーパーロボット大戦が思い出させてくれて、
さらに最近、どんな物語だったか調べてみました。
単純に異星人が地球を侵略してくる話じゃありませんでしたね。
それにしてもハイネルのかっこよさくらい憶えとけよ!
と思うのですが、子供は単純なのですねぇ。
このボルテスVですが、制作の過程でスポンサーの影響が大きかったようです。
なんでも、もともとは必殺技は銃を使ったものにする予定だったそうなのですが
直前に剣に変えてくれということになったらしく、
それはそれは大変だったようです。
まあ、個人的にはアメリカンな銃よりもサムラーイな剣のほうが
必殺武器としてはカッコイイと思いますのでよかったですけど。
スポンサーの意図が反映されたのは武器だけでなく
ボルテスV自体のデザインもだそうで、
そのせいか監督の長浜さんはボルテスVの見た目を気にいってなかったようです。
そんなこんなでコンバトラーVほどふるわなかったのか・・・
しかし、海外では事情が違ったようです。
特にフィリピンでは空前の大ヒットとなりました。
最高視聴率は50%オーバー。
あまりの人気に、時のマルコス大統領はボルテスVの放送を禁止しました。
表向きの理由は「暴力的でよくない」。
正義のロボットもリアル独裁者には勝てなかった・・・・・・
かと思いきや!
革命によって、マルコス大統領が追放されたあとに
ボルテスVの放送も復活しました。
そしてボルテスVの物語の中でも、独裁者ズ・ザンジバルが革命によって
倒されるのでした。
なんという奇遇でしょう!
日本人は日本人のためでなく
フィリピン人のためにボルテスVを作ったように見えます。
あ、放送禁止と作品中の革命を結びつけて考えたのは
最近ダイエットに成功した岡田斗司夫さんなのですけどね。
ちなみにボルテスVの主題歌も屈指の名アニメソングです。
機会があったら聞いてみてください。
小林亜星さん作曲!
監督:長浜忠夫
1977年よりテレビ朝日系で放送