ロボットアニメの流れを変えたものです。
のちに(スーパーロボット大戦の影響と思われますが)、
ガンダム以前の「スーパーロボット」に対して「リアルロボット」という
言い方もされるようになりました。
もちろん、リアルといっても現実に取材したものではありませんから
そういう意味でのリアルではなく、
見るものに対して説得的に表現されているという意味でしょう。
つまりその作品世界できっちりつじつまが合うように、
ロボットの仕組みなり、人と人との関係なり、時代状況なりを表現し、
いかにも現実にありえるような見せ方をするということですね。
このようなことが原因になってか、小学生のころの私はガンダムのアニメを見て
「地味だなぁ」と思ったものでした。
おそらく、小学生が楽しむには内容が込み入りすぎています。
それでも私はガンダムブームに乗せられていました。
なぜか?
これはひとえにガンダムのプラモデル、「ガンプラ」の力です。
実は私の田舎ではガンダムのアニメは放映されていなかったのです。
それなのになぜアニメを見ているのかというと、
友人の家には何故か隣の地方の電波が届くようで、
ノイズ混じりのアニメなら見ることができたからです。
かといって毎週お邪魔するわけには行きませんから、
ガンダムのアニメはほんのたま~にしか見ていないことになります。
それでも熱狂させたのがガンプラの力でした。
おそらく、アニメ同様細かいところまでつめられていたので
それまでのアニメ関連プラモデルよりも作りが良かったのですね。
私は「プラモデル→アニメ作品」という順序でガンダム世界に入っていったのでした。
そしてアニメですが、やっぱりこども向けじゃありませんね。
子供が見たってたぶん意味がわかりません。面白くないんじゃないでしょうか。
大人が見れば興味深いところも多々あります。
なにしろ設定が細かいですから、
調べれば調べるほど面白いということになってきます。
「オタク」魂を惹きつけて止まない作品というわけです。
監督:富野喜幸(富野由悠季)
1979年 テレビ朝日系列で放送開始